イギリス=トルコ通商条約(読み)イギリス=トルコつうしょうじょうやく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

イギリス=トルコ通商条約
イギリス=トルコつうしょうじょうやく

1838年8月,自由貿易主義政策を推進するイギリスが,オスマン帝国に輸出市場と原料輸入市場とを求めて締結した不平等条約。この通商条約に触発されたフランス,ドイツなども同様の条約をオスマン帝国との間に締結し,オスマン帝国はこれによって関税自主権を喪失し,西欧列強の経済的植民地として位置づけられた。

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