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通商条約 つうしょうじょうやくcommercial treaties

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

通商条約
つうしょうじょうやく
commercial treaties

通商航海条約ともいう。締約国相互間の経済交流を促進する目的で,両国国民の入国,居住,身体や財産の保護,営業活動の自由の保証,出訴権や社会保障その他個人の権利保護に関する事項,関税その他の輸出入に関する事項,為替,船舶などの事項について取決めた条約。これらの事項について締約国が相手国の国民および商品や船舶などに与える待遇の内容 (最恵国待遇内国民待遇など) を主に規定するが,ほかに領事関係について規定することもある。長年にわたって2国間の経済交流の基本的枠組みを設定する中心的な条約として機能してきたが,1970年代以降,民間直接投資に関しては,別に投資保護条約が詳細に規定するという方式が次第に一般化してきている。

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デジタル大辞泉の解説

つうしょう‐じょうやく〔ツウシヤウデウヤク〕【通商条約】

通商航海条約

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世界大百科事典 第2版の解説

つうしょうじょうやく【通商条約】

通商関係をもつ国と国との経済関係を円滑にするために結ばれる国際条約のこと。正式には通商航海条約treaty of commerce and navigationと呼ばれる。各国は貿易の働きによって国民経済を強める必要から,相手国と通商条約を結んで相互に貿易を妨害しないように協定する。国家は政治的区域だけでなく,独立した経済区域をもっているので,そこに特殊な利害関係のあることを相互に承認しあい,通商の放縦および障害に対して条約による制限と保護を与え,両国の経済関係を円満にしようとする。

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大辞林 第三版の解説

つうしょうじょうやく【通商条約】

二国間において友好的な交流・通商関係を維持発展させる目的で結ばれる条約。自国で経済活動を行う相手国の国民・企業の待遇や権利義務およびこれに付随する出入国・在留などの事項について定める。通商航海条約。

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