いざす

精選版 日本国語大辞典 「いざす」の意味・読み・例文・類語

いざ・す

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 ( 感動詞「いざ」を四段動詞に活用させたものか。主として次の二例からその存在を推定した動詞 ) さあと言って誘う。
    1. [初出の実例]「赤ら嬢子(をとめ)を 伊邪佐(イザサ)さば 良(よ)らしな」(出典古事記(712)中・歌謡)
    2. 「麻苧(あさを)らを麻笥(をけ)にふすさに績(う)まずとも明日著せさめや伊射西(イザセ)小床(をどこ)に」(出典:万葉集(8C後)一四・三四八四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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