イザ原古墳群(読み)いざはらこふんぐん

日本歴史地名大系 「イザ原古墳群」の解説

イザ原古墳群
いざはらこふんぐん

[現在地名]倉吉市大谷

四王寺しおうじ山の南側山裾に派生した低丘陵に位置する古墳時代後期の古墳群。昭和五七年(一九八二)に二一基の古墳が調査され、五世紀後半から六世紀前半に築造された円墳からなることが明らかにされている。丘陵の先端に位置する一号墳と中央部に立地する五号墳が直径二〇メートルの墳丘規模を誇るが、他はほとんど直径一〇メートル前後の規模である。中心の埋葬施設は一号墳が割竹形木棺、他の古墳は箱式石棺木棺・土器棺であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む