いちゃつき

精選版 日本国語大辞典 「いちゃつき」の意味・読み・例文・類語

いちゃ‐つき

  1. 〘 名詞 〙
  2. 男女がむつまじげにふざけ合うこと。いちゃつくこと。
    1. [初出の実例]「天人衆の奇麗事に頗(すこ)いきのいちゃつき」(出典:談義本・根無草(1763‐69)後)
    2. 「『いちゃつきが烈しいから、うっかり開けられやしない』婆やは聞えよがしに云ったりした」(出典:邦子(1927)〈志賀直哉〉)
  3. 言い争い。もめ事。苦情
    1. [初出の実例]「何かいちゃつきが過て二階を留められたを」(出典:洒落本・柳巷訛言(1783))
  4. 問題を起こして渋ること。とどこおること。
    1. [初出の実例]「そんな事にいちゃつきのある奴さんぢゃござんせぬ」(出典:歌舞伎・傾情吾嬬鑑(1788)五立)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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