いとおしむ

精選版 日本国語大辞典 「いとおしむ」の意味・読み・例文・類語

いとおし‐・むいとほし‥

  1. 〘 他動詞 マ行五(四) 〙
  2. ふびんに思う。かわいそうに思う。気の毒に思う。
    1. [初出の実例]「愧(はづか)しみ伊等保自彌(イトホシミ)なも念ほす」(出典続日本紀‐天平宝字六年(762)六月三日・宣命)
  3. かわいいと思う。かわいがる。
    1. [初出の実例]「心のうちいかほどそふべきともしらずして、いとをしむ事かぎりなし」(出典:御伽草子・小式部(室町時代物語大成所収)(室町末))
  4. 惜しんで大切にする。愛惜する。「去り行く春をいとおしむ」
    1. [初出の実例]「婦が今般(いまは)にいとをしみし短刀こそ」(出典:読本椿説弓張月(1807‐11)残)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む