日本大百科全書(ニッポニカ) 「イノブタ」の意味・わかりやすい解説 イノブタいのぶた / 猪豚 哺乳(ほにゅう)綱偶蹄(ぐうてい)目イノシシ科の動物。同科のイノシシと家畜のブタとの交配によりつくられた一代雑種。子の体には、イノシシからの顕性形質として遺伝された縞(しま)がある。肉味がよいので、イノシシの肉の代用として利用価値が高く、日本特産として各地で飼育されている。とくに温暖な関西、九州地方に多い。[西田恂子][参照項目] | 顕性 | 潜性 | ブタ 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例