イブラーヒーム・イブヌル・アグラブ(その他表記)Ibrāhīm ibn al-Aghlab

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

イブラーヒーム・イブヌル・アグラブ
Ibrāhīm ibn al-Aghlab

[生]?
[没]812
北アフリカに興ったイスラム王朝の一つアグラブ朝 (800~909) の創始者 (在位 800~812) 。アッバース朝第5代カリフ,ハールーン・アッラシードは,彼に年4万ディーナールを献上するという条件で,イフリーキヤ (現チュニジア以西) の支配を委任したが,事実上これによって,彼はアッバース朝から独立して新王朝を開くことになった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む