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イブンヒシャーム(その他表記)Ibn Hishām

改訂新版 世界大百科事典 「イブンヒシャーム」の意味・わかりやすい解説

イブン・ヒシャーム
Ibn Hishām
生没年:?-833

ムハンマド伝の古典預言者の伝記Sīra rasūl Allāh》の編集者。イブン・イスハークの《マガージーの書》の第2部と第3部とを編集し,他書から補った注をつけた。A.ジロームによる英訳がある。彼は,南アラビアの名家の血を引くと伝えられ,《マガージーの書》の第1部を主要な素材として,南アラビアの古代史を扱った《ヒムヤル王の王冠の書》を著した。父の代にバスラからエジプトに移り,生涯をそこで過ごした。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 後藤

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イブンヒシャーム」の意味・わかりやすい解説

イブン・ヒシャーム
Ibn Hishām

[生]?
[没]833.5.8. エジプト
アラブの歴史家,文法家。いまは失われたイブン・イスハークの『マホメット伝』 Sīra Rasūl Allāhの改訂版が彼の主著である。

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