イヘヤトカゲモドキ(読み)いへやとかげもどき(その他表記)Goniurosaurus kuroiwae toyamai

知恵蔵mini 「イヘヤトカゲモドキ」の解説

イヘヤトカゲモドキ

トカゲモドキ科の爬虫類一種琉球列島に生息しているクロイワトカゲモドキ(Goniurosaurus kuroiwae)の一亜種で、伊平屋島のみに分布する。全長は15~18センチメートルで、幅広い胴が特徴。常緑広葉樹林やその付近に生息し、夜行性であることが確認されており、クモ類昆虫類幼虫などを採食する。冬眠はせず、春から夏にかけて活動性が高まる。6月下旬~7月上旬にかけて繁殖し、1度の産卵で2個の楕円形の卵を産む。2017年12月、国際自然保護連合(IUCN)は絶滅危惧種をまとめたレッドリストの最新版を公表し、絶滅危機の度合いを示す3段階のうち最も深刻なランクに指定した。

(2017-12-6)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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