イベントホライズンテレスコープ(その他表記)Event Horizon Telescope

デジタル大辞泉 の解説

イベントホライズン‐テレスコープ(Event Horizon Telescope)

世界各地にあるミリ波サブミリ波の複数の電波望遠鏡を連携させて、地球規模の基線をもつ電波干渉計VLBI)として運用することで、高解像度観測を行う計画。日本・米国ドイツ台湾チリなどの研究機関が参加。2019年4月、楕円銀河M87の中心部にある超巨大ブラックホール事象の地平線近傍の影(ブラックホールシャドー)の直接撮像に成功したと発表された。事象の地平線望遠鏡。EHT

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android