イレコダニ(読み)いれこだに(その他表記)box mites

日本大百科全書(ニッポニカ) 「イレコダニ」の意味・わかりやすい解説

イレコダニ
いれこだに / 入籠蜱
box mites

節足動物門クモ綱ダニ目ササラダニ亜目イレコダニ科に属するダニの総称広義にはヘソイレコダニ科、タテイレコダニ科も含む。体長0.3~1.5ミリメートル、淡褐色から黒褐色。体表は堅く、つややかなものが多いが、ゴルフボールのようにくぼみをもつものもある。体内に脚(あし)を格納し、体の前部を腹側に折り曲げると、ちょうど哺乳(ほにゅう)類のアルマジロのように体を丸めることができる。寄生性はまったくなく、地表落葉落枝や土壌中に生活し、腐りかけた植物質を食べる。日本に40種以上が生息し、イレコダニ科の大形のキシダイレコダニMaerkelotritia kishidaiは高山帯のハイマツの下に、中形のヤマトイレコダニPhthiracarus japonicus山地の落葉下に、ヘソイレコダニ科の小形のヒメヘソイレコダニRhysotritia arduaは至る所の土壌中に生息する。

[青木淳一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...

五月晴れの用語解説を読む