インディアスの記録者(その他表記)historiadores de Indias

山川 世界史小辞典 改訂新版 「インディアスの記録者」の解説

インディアスの記録者(インディアスのきろくしゃ)
historiadores de Indias

スペイン新世界征服植民地について記述した,16~17世紀の一群のスペイン人記録者たちをいう。アステカインカなどの征服に参加した者たちによる記録に始まって,植民地行政官,布教に従事した聖職者,植民者などの記録,回想録がある。特に重要なのは,はっきりした調査目的を持って先住民文化について研究した人々の記録(メキシコサアグンアンデスのシエサ・デ・レオン,ベタンソス,アコスタなど)である。先住民系の人々がスペイン語で記した記録もある。これらは,文字記録が未発達だったアメリカ大陸の先住民文化および歴史を知るうえの基本的な史料である。また,スペイン王室,植民地政府による社会調査,巡察記録,各地の訴訟記録なども最近その価値が認められ,文化人類学や歴史学で広く利用されている。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

大寒の用語解説を読む