インド文官(読み)インドぶんかん(その他表記)Indian Civil Service

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「インド文官」の意味・わかりやすい解説

インド文官
インドぶんかん
Indian Civil Service

イギリス統治下のインドにおける行政・司法上の高級官職。 1858年の女王宣言により官職の採用人種宗教差別なく登用することを掲げながら,実際には任用試験のロンドンでの実施,受験資格の年齢引下げなどにより,インド人の任用を事実上制限した。この不平等は民族運動一因となったが,第1次世界大戦後まで長く考慮されなかった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む