インド文官(読み)インドぶんかん(その他表記)Indian Civil Service

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「インド文官」の意味・わかりやすい解説

インド文官
インドぶんかん
Indian Civil Service

イギリス統治下のインドにおける行政・司法上の高級官職。 1858年の女王宣言により官職の採用人種宗教差別なく登用することを掲げながら,実際には任用試験のロンドンでの実施,受験資格の年齢引下げなどにより,インド人の任用を事実上制限した。この不平等は民族運動一因となったが,第1次世界大戦後まで長く考慮されなかった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む