イースターカクタス(その他表記)Easter cactus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イースターカクタス」の意味・わかりやすい解説

イースターカクタス
Easter cactus

サボテン科の多肉植物。ゲシクジャク Epiphyllopsis gaertneriや,ラッカノマイ Rhipsalidopsis roseaなどの複雑に交雑した園芸品種群の総称で,ホシクジャク Rhipsaphyllopsis graeseriなども含む。シャコバサボテンに似るが,イースター (復活祭。春分以降の最初の満月の次の日曜日) の頃に花が咲くのでこの名がある。茎節の数はシャコバサボテンより少く,数個が連なり,立性で,垂れ下がることはあまりない。茎節の縁には浅くはっきりとした切れ込みが入り,そこに普通,短いがはっきりとした剛毛が生える。茎節の先端は丸く,短い剛毛がある。花弁は放射状に展開し,シャコバサボテンと違って花筒はほとんど形成されず,おしべは一群。果実は4稜。花色は桃色や茶色を帯びた橙色系が多い。乾燥に強く,過湿にすると根腐れを起す。夏は半日陰でなるべく涼しいところに置き,年末に低温に当てたのち,年明け頃から明るい室内で管理する。

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