ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イーチュン市」の意味・わかりやすい解説 イーチュン(宜春)〔市〕イーチュンYichun 中国華東地方,チヤンシー (江西) 省の西部にある市。イーチュン地区の行政中心地。カン (贛) 江の支流であるユワン (袁) 水の両岸にあり,南にウーコン (武功) 山,北にフォンティン (峰頂) 山を望む。農村部では水稲,コムギ,サツマイモ,アブラナ,カラムシを栽培し,山地はつばき油,木材,竹材を産する。カラムシを原料とするシヤ (夏) 布の産地として知られ,花火,漆器,ソンホワピータン (松花皮蛋) も特産品である。南西のウェンタン (温湯) に温泉がある。チョーカン (浙 贛) 鉄道が通る。人口 83万 6110 (1990) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by