ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウィラメット川」の意味・わかりやすい解説 ウィラメット川ウィラメットがわWillamette River アメリカ合衆国,オレゴン州西部を北流してコロンビア川に注ぐ川。コースト川とミドルフォークス川とがユージーンの南東で合流して 295km北流する。その間,オールバニ,セーレム,オレゴンシティーなどを過ぎて,ポートランド付近でコロンビア川に注ぐ。海岸山脈とカスケード山脈との間に幅約 50kmの谷を形成。流域は州内で最も人口の多い地帯である。支流には多くのダムが建設され,発電と水害防止に役立っている。気候,土壌ともに農業に適し,果樹,近郊農業,酪農が発達し,林業も盛んである。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by