20世紀西洋人名事典 の解説
ウィリアム・ジョセフ ハッシー
William Joseph Hussey
1862 - 1926
米国の天文学者。
元・ミシガン大学教授,ラプラタ天文台台長。
ミシガン大学土木建築科卒業後、アメリカ暦編纂局に勤務。再びミシガン大学に戻り、数学、天文学を学ぶ。デトロイト天文台長代理、短大教授、リック天文台志願助手を経て、1896年正台員に採用。その後、ミシガン大学教授を務めるとともにデトロイト天文台長も兼任、21年間に及ぶ在職期間中に92cm屈折赤道儀を設置して同天文台を天体物理学観測の一中心地とした。主な業績はリック天文台、1912〜15年のラプラタ天文台台長時代に行われた二重星の発見と測定。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報