20世紀西洋人名事典 「ウィリアムスタンリー」の解説
ウィリアム スタンリー
William Stanley
1858 - 1916
米国の電気技術者,発明家。
元・アメリカ電気技術者協会副会長。
エール大学を3か月で退学し、合衆国電灯会社などで研究助手をつとめる。1883年研究所を主宰し、白熱電球の製造を手掛ける。1885年ウェスティングハウス社に入社。交流配電システムを開発し特許を得たが会社側は採用せず、1890年独立し、長距離配電システムの営業を開始し、1905年ゼネラル・エレクトリック社に引き継がれる。1898〜1900年アメリカ電気技術者協会副会長をつとめ、’12年エジソン・メダルを受けた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報