20世紀西洋人名事典 「ウィリーブラント」の解説
ウィリー ブラント
Willy Brandt
1913.12.18 - 1992.10.8
ドイツの政治家。
元・西ドイツ首相。
リューベック生まれ。
本名Herbert Ernst Karl Frahm。
売り子をしていた母親の私生児として生まれた。1930年社会民主党に参加し、’31年社会主義労働党に移る。’33年ノルウェーに亡命しオスロ大学で歴史学を学ぶ。’38年ノルウェー国籍を取得。’44年社会民主党に復党し、’45年帰国、’47年ドイツ国籍に復帰。’49年連邦議会議員となり、’57〜66年まで西ベルリン市長、’64年党首、’69年首相を歴任。’74年ギョーム事件で引責辞任。’79年社会主義インターナショナル議長となる。’71年ノーベル平和賞を受賞。主著に「Der Wille zum Frieden」(’71年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報