ウィーンの変位法則(読み)ウィーンのへんいほうそく(その他表記)Wien's displacement law

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウィーンの変位法則」の意味・わかりやすい解説

ウィーンの変位法則
ウィーンのへんいほうそく
Wien's displacement law

温度 T の黒体放射のエネルギースペクトル u(ν,T) が最大になる波長 λm が T に反比例し,λmT=b ( b は定数) の式で表わされるという法則。ただし ν は熱放射の振動数である。この法則は実験的に精密に確かめられ,定数 b は 2.8978 mm・K と決定された。これによって高温度の測定ができる。たとえば,太陽光線の強度が最大となる波長が測定によって約 0.5μmであることを知れば,ウィーンの変位法則を使って,太陽の表面温度は 5800K であると推定できる。 1893年にドイツの物理学者 W.ウィーンによって発見された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

東日本大震災を受け2011年6月に成立した津波対策推進法で、故事「稲むらの火」にちなみ、11月5日と定めた。江戸時代の1854年11月5日(旧暦)、安政南海地震で大津波が発生。現在の和歌山県広川町で...

津波防災の日の用語解説を読む