ウェイガン(その他表記)Weygand, Maxime

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウェイガン」の意味・わかりやすい解説

ウェイガン
Weygand, Maxime

[生]1867.1.21. ブリュッセル
[没]1965.1.28. パリ
フランスの軍人。第1次世界大戦で F.フォッシュ元帥の参謀長。 1919年パリ平和会議のフランス代表。 20年ソ連=ポーランド戦争ではポーランドの国家元首 J.ピウスツキ元帥の軍事顧問。 30年陸軍参謀総長。 31~35年陸軍教育総監兼最高軍事評議会副議長。 35年引退したが第2次世界大戦とともに再召集され,39年近東フランス軍司令官。 40年5月陸軍総司令官。同年6月 P.ペタン政府の国防相として対独降伏を主張。 42~43年北アフリカ軍総司令官として陸軍を再建しようとした際,協定に違反したとしてドイツ軍に逮捕され,ドイツの強制収容所に拘禁。 45年アメリカ軍に釈放されたが,反逆罪でフランス政府に再逮捕され,48年大法院で無罪となった。

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