法則の辞典 「ウォルフの太陽黒点数」の解説 ウォルフの太陽黒点数【Wolf's sunspot number】 スイスのヴォルフ(J. R. Wolf)が1848年に提案した,黒点活動を示す尺度.太陽の地球に面した半球面上の黒点群の数を &scriptg;,黒点暗部の数を f としたとき,R=k′(10&scriptg;+f)をヴォルフ数(黒点相対数)という.k は観測条件によって定まる定数で,ヴォルフが口径8cmの望遠鏡で観測したときの値を1.0とし,チューリヒ天文台における観測値(現在 k=0.6)と比較して定めることになっている. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報