ウサギとカメ(読み)うさぎとかめ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ウサギとカメ」の意味・わかりやすい解説

ウサギとカメ
うさぎとかめ

イソップ寓話(ぐうわ)の一つ。ウサギカメがどちらが速いかを争いキツネコースゴールを決めてもらって出発する。カメは一度も止まらず、ゆっくり、しかししっかり歩き続ける。ウサギは足の速さに自信があったので横になって眠る。目が覚めてゴールへ跳んで行くとカメがもう着いている。

 日本では明治初期から幼童向きの教訓話として教科書にも用いられ、1901年(明治34)石原和三郎作詞納所(のうしょ)弁次郎作曲唱歌がつくられて普及した。

[小澤俊夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む