うどん豆腐(読み)うどんどうふ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「うどん豆腐」の意味・わかりやすい解説

うどん豆腐
うどんどうふ

島根県郷土料理豆腐うどんのように細く切り、少々濃いめだし汁でさっと煮て、みりんしょうゆうま味調味料で味つけをする。白身魚や小エビを適宜加えると味がいっそうよくなる。季節によっては宍道湖(しんじこ)名産スズキシラウオを加えることがある。飯を茶碗(ちゃわん)に盛り、その上にうどん豆腐をかけて用いるが、上に花かつおをかけることもある。なお、飯の上にかけないでうどん豆腐だけを用いることもある。

多田鉄之助

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む