知恵蔵mini 「ウナギ味のナマズ」の解説 ウナギ味のナマズ 近畿大学が開発したウナギに近い食感・味のナマズ(マナマズ)のこと。絶滅が危惧されているウナギに代わるものとして、同大学農学部の有路昌彦准教授が2009年より研究を始めた。餌を初めとする生育環境により味が変わることを突き止め、鹿児島県の養鰻(ようまん)業者「牧原養鰻」と協力、15年2月にウナギ風の味になるマナマズの養殖に成功した。15年5月9日から26日まで料理の試験販売を計2店舗で行い、ウナギの蒲焼きと区別がつかないなど好評を得た。 (2015-11-17) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報