ウムアルラサス(その他表記)Umm ar-Rasas

デジタル大辞泉 「ウムアルラサス」の意味・読み・例文・類語

ウム‐アル‐ラサス(Umm ar-Rasas)

ヨルダン西部にある遺跡ウマイヤ朝時代の名称カストロンメファーマダバ南東約30キロメートルに位置する。古代ローマ帝国東ローマ帝国、初期イスラム王朝の支配の下で築かれた要塞教会などがある。8世紀建造の聖ステファン教会の床面には、マダバ、ガザなどの町を描いた保存状態のよいモザイクが残っていることで有名。3世紀末から9世紀にかけて、連続した各時代の遺構が見られ、2004年に世界遺産(文化遺産)に登録された。ウンムアルラサースウムエルラサス

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android