日本大百科全書(ニッポニカ) 「ウラジロフジウツギ」の意味・わかりやすい解説 ウラジロフジウツギうらじろふじうつぎ[学] Buddleja curviflora Hook. et Arn. f. venenifera (Makino) Yamazaki フジウツギ科の落葉低木。フジウツギに似ているが、枝が円く、葉はほぼ全縁なので区別できる。葉裏には星状毛が多くて白い。7~10月に紫色の花が開く。茎葉、果実に刺激性精油およびサポニンを含み、有毒である。四国、九州、沖縄に分布する。基本種は葉裏に毛の少ないもので、コフジウツギという。[小林義雄] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例