ウラジーミル=スズダリ公国(読み)ウラジーミル=スズダリこうこく(その他表記)Vladimiro-Suzdal'skoe Knyazhestvo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ウラジーミル=スズダリ公国
ウラジーミル=スズダリこうこく
Vladimiro-Suzdal'skoe Knyazhestvo

ロシアの封建公国の一つ (11~13世紀) 。古代ロシア国家 (キエフ・ルーシ) の衰退後,北西ロシアのノブゴロド,南西ロシアのガリチ=ボルイン公国と並んで北東ロシアに発展した。オカ川とボルガ川上流にはさまれた地方を基本的領土とした。当初ロフトフ,次いでスズダリを首都としたが,12世紀初頭ウラジーミル2世 (モノマフ)が建設したクリャジマ河畔のウラジーミルに中心が移った。この国はアンドレイ・ボゴリュプスキー公がキエフを破壊した頃 (1169) から特に栄え,弟のフセボロド大巣公は大公と自称し,ウラジーミル=スズダリ公国の他公国に対する優越権を主張した。彼の死後,公国は分割され,1238年のモンゴル=タタール軍の侵入後は,ロストフ,スズダリなどの諸小国に分裂,次いで 14~15世紀には新興モスクワ大公国の軍門にくだるにいたったが,かつての栄光は忘れられず,ウラジーミル大公の称号は 16世紀にいたるまでロシア君主の名目的称号であり続けた。

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