うるうる(読み)ウルウル

デジタル大辞泉 「うるうる」の意味・読み・例文・類語

うる‐うる

[副](スル)《動詞「うる(潤)む」の語幹を重ねた語》
涙があふれそうなさま。「感動してうるうるする」
肌や髪がしっとりとした状態をいう。「傷んだ髪がうるうるしてきた」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「うるうる」の意味・読み・例文・類語

うる‐うる

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴う場合が多い ) うるおってしっとりとしているさま、また、つやのあるさまを表わす語。特に、目が涙でうるんでいるさまにいう。〔名語記(1275)〕
    1. [初出の実例]「宮中五色の雲の紅にうるうるとあるは、さても美人の衣裳にはよく似たり」(出典:中華若木詩抄(1520頃)中)
    2. 「初実が大きな眼をうるうるさせながら岩木氏を笑った」(出典:真理の春(1930)〈細田民樹〉ひるしぼむ花)

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世界大百科事典(旧版)内のうるうるの言及

【ポーポ[湖]】より

…最終氷期に存在した面積約5万km2,水深約100mの淡水湖が干上がって形成されたものである。1905年には3130km2もあったが,その後縮小し続け,二つの湖に分裂しウルウル湖(湖面標高3693m,214km2。1966年現在)が誕生,本来の湖は1260km2(1966)となった。…

※「うるうる」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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