ウーロフ(英語表記)Olof Skötkonung

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウーロフ」の意味・わかりやすい解説

ウーロフ
Olof Skötkonung

[生]?
[没]1022
スウェーデン王 (在位 995~1022) 。「課税王」とも呼ばれる。エーリック (勝利王) の子。ウップランド王から,初めてスベーア王を称した。デンマーク王スウェイン1世と連合して,ノルウェーオーラフ1世を破った (1000) 。スコネを除く全土を統一して貨幣を鋳造。

ウーロフ
Olof Traetelia

7世紀中頃在世のスウェーデン,ノルウェーのインリング朝の王。父王がデーン王に攻められウップランドで敗死したのち,スウェーデン西部へ逃れ,ベルムランドにインリング朝を再興,ノルウェー統一の始祖になった。森を開いて国をつくったので「木切倒し屋のウーロフ」 Olof Traeteliaと呼ばれる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android