う文字(読み)うもじ

精選版 日本国語大辞典 「う文字」の意味・読み・例文・類語

う‐もじ【う文字】

〘名〙 「う」が語頭にくる語の女性語
① (「うちかた」の女房詞) 内儀。妻。〔女中詞(元祿五年)(1692)〕
② (近世に作られたもじことば) 宇治茶をいう。
※俳諧・毛吹草(1638)五「大ふくは年もうもじのうぢ茶哉〈宗阜〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android