共同通信ニュース用語解説 「エアバッグ欠陥問題」の解説
エアバッグ欠陥問題
自動車部品大手のタカタ(東京)製エアバッグのガス発生装置が作動時に破裂し、金属片が飛び散る恐れがあるとして大量リコール(無料の回収・修理)に発展。米国とマレーシアでの関連事故で計6人が死亡したと報じられ、米国では事故の被害者らが訴訟を起こしている。日本国内では、自動車メーカー11社(海外現地法人を含む)が計約260万9千台をリコール。2011年9月以降、飛び散った金属片で車内の床が焼けるなどの事故が静岡、愛知、岡山の3県で計4件発生したが死傷者はいない。タカタのエアバッグのシェアは世界第2位で約2割。
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