えいえいおう

精選版 日本国語大辞典 「えいえいおう」の意味・読み・例文・類語

えいえい おう

① (大勢で)気勢をあげる時の声。
※虎明本狂言・髭櫓(室町末‐近世初)「ひげをぬかれておとこはそのまま入、女はひげをさしあげ、ゑいゑいおふと云て入也」
戦場における鬨(とき)の声。
※浄瑠璃・本領曾我(1706頃)一「前代みもんの名鳥、ゑいゑいあふとほめあげて、しばしは鳴りも静(しづ)まらず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「えいえいおう」の意味・読み・例文・類語

えいえい‐おう

[感]士気を鼓舞したり、戦い開始を告げたりするために発する掛け声。「えいえいおうときの声をあげる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android