普及版 字通 「エイ・みちる・あまる」の読み・字形・画数・意味
16画
[字訓] みちる・あまる
[説文解字]
[金文]
[字形] 形声
声符は(えい)。はやどかりの象形。は貝を負う形。〔説文〕十二下に「少昊氏の姓なり」とし、の省声とするが、金文の字形はに女を加えた形である。
[訓義]
1. 身をはみ出す形で、みちる、あまる。
2. 女を加えて姓に用いる。同系の姓を・盈・偃・・熊にも作り、どれが姓として本来のものなのか知られない。・熊ならば、トーテム的な起原が考えられる。少昊氏の姓。秦の姓。
3. うつくしい。
[語系]
・・盈jiengは声義通じ、盈は盤中に浴する人のふくよかな姿。jiekも声義が近い。
[熟語]
育▶・▶・縮▶・▶・▶・土▶・余▶・▶・鏤▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報