エウゲーニーラチョフ(英語表記)Evgenii Mikhilovich Rachyov

20世紀西洋人名事典 「エウゲーニーラチョフ」の解説

エウゲーニー ラチョフ
Evgenii Mikhilovich Rachyov


1906 -
ソ連の絵本画家。
ロシア出身。
クバン美術師範学校で写実の基礎を学び、1930年キエフのクリトゥーラ出版所に勤務、’35年ヨハンセンの「ずるいカモ」の挿絵で成功、民話寓話の動物を描き名声を得る。30年代後半からモスクワの児童図書出版所で制作に励み、’47年「バシュキュール民話集」、’65年クルィローフ「寓話」等の大作を次々と発表、地方色豊かな舞台で民族衣装をまとった動物たちは生き生きとした表情で語りかけ、「てぶくろ」を含む「ウクライナ民話」は’58年ライプチィヒの国際図書展で銀賞受賞。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android