エオニウム

百科事典マイペディア 「エオニウム」の意味・わかりやすい解説

エオニウム

カナリア諸島から地中海沿岸地方にかけて原産するベンケイソウ科の多肉性草本または低木で,約40種がある。ロゼット状に密生する葉をもち,頂生の円錐花序をつけるが,多肉植物としてもっぱらロゼットが鉢植で観賞される。モロッコ原産のエオニウム・アルボレウムは,高さ1m以上になる茎や分枝の先に径20cmあまりのロゼットをつけ,緑葉に黄白色の斑がはいる艶日傘(つやひがさ),夏に日にあてて栽培すると葉色が黒色になる黒法師(くろほうし)などの園芸品種がある。高湿度好み,挿木または実生でふやす。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

目次 飼養文化  北アメリカ  北方ユーラシア偶蹄目シカ科の哺乳類。北アメリカでは野生種はカリブーcaribouと呼ばれる。角が雄だけでなく雌にもふつうある。体長130~220cm,尾長7~20cm,...

トナカイの用語解説を読む