普及版 字通 「エキ・ひらとばり」の読み・字形・画数・意味
9画
[字訓] ひらとばり
[説文解字]
[字形] 形声
声符は亦(えき)。〔説文新附〕七下に「上に在るをと曰ふ」、また〔釈名、釈牀帳〕に「小をと曰ふ。張りて上に在り、然たるなり」という。〔周礼、天官、幕人〕「帷幄綬の事を掌る」の〔司農注〕に「は帳なり」とあり、塵除けに張るものをいう。
[訓義]
1. ひらとばり、ひらはり。
2. 奕と通用する。
[古辞書の訓]
〔和名抄〕 比良波利(ひらはり)〔字鏡〕 ヒラハリ
[熟語]
▶・幕▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報