エコスクール(読み)えこすくーる(その他表記)eco school

デジタル大辞泉 「エコスクール」の意味・読み・例文・類語

エコ‐スクール

《〈和〉eco+school》文部科学省が提唱する学校施設太陽熱風力などを利用し環境保全に配慮する、というもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵 「エコスクール」の解説

エコスクール

文部科学省が経済産業省と協力して推進している、環境を考慮した学校施設。太陽や風力の活用、雨水などの利用や各種の省エネルギー対策を施すことによって省資源化を図ること、自然の生態系の保護と育成ができる工夫をすること、さらにこれらの対策を環境教育にも利用できるように配慮することがポイントとなっている。近年、文教施設に高機能化や快適性などが求められ、使用エネルギーの増加が予測されることから、今後は、環境への負荷低減を図るような施設作りが重要になるという観点から構想された。

(新井郁男 上越教育大学名誉教授 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android