太陽熱(読み)たいようねつ

百科事典マイペディアの解説

太陽熱【たいようねつ】

太陽から放射の形で地球に到達するエネルギー太陽定数から計算される全到達エネルギーのうち,日射の形で地表に到達するのは大気による吸収などのためその約3分の2で,平均して1m2当り0.9kWになる。このうち約47%が海面湖面地面からの長波長に,約20%が大気への熱伝達に消費され,陸上海中の植物(プランクトンも含め)の生育に使われるのは0.2%程度にすぎない。

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世界大百科事典 第2版の解説

たいようねつ【太陽熱】

太陽から地球に到達するエネルギー。太陽は中心部での熱核反応によって膨大なエネルギーを周囲の空間に放射しているが,地球大気上限に達するのはそのごくわずかでしかない。地表面に達するまでにはさらに大気やによって吸収,散乱されるので,地表に達するのは地球大気上限のエネルギーの約3分の2に減る。理想的な条件で計算すると,平均して1m2当り0.9kWになるが,緯度,季節,天候によって違う。世界的にみると,受熱量の多いのは北アフリカの砂漠地方で,日本はその約半分,北欧の約1.5倍である(日射)。

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