現代外国人名録2016 「エティエンヌバリバール」の解説
エティエンヌ バリバール
Étienne Balibar
- 職業・肩書
- 哲学者 パリ第10大学ナンテール校名誉教授,カリフォルニア大学アーバイン校特別功労教授
- 国籍
- フランス
- 生年月日
- 1942年4月23日
- 出生地
- ヨンヌ県アヴァロン
- 専門
- 政治哲学
- 学歴
- エコール・ノルマル・シュペリウール卒
- 学位
- 哲学博士(ネイメヘン・カトリック大学)〔1987年〕
- 経歴
- 1960〜65年エコール・ノルマル・シュペリウールで学ぶ。’61年フランス共産党に入党。’64年哲学教授資格を取得、アルチュセールのもとで資本論を研究した。アルジェ大学に助手として2年間勤務後、さらに2年間リセで教鞭を執り、’68年からパリ第1大学助手、講師、助教授。’94年パリ第10大学教授、2002年名誉教授。政治哲学、道徳哲学を講じるかたわら、ドミニク・ルクールとともにフランス大学出版局(PUF)の叢書「理論プラティーク」の監修にあたる。著書に「史的唯物論研究」「プロレタリア独裁とはなにか」「マルクスの哲学」「人種・国民・階級」「ルイ・アルチュセール―終わりなき切断のために」「市民権の哲学」「ヨーロッパ市民とは誰か」「スピノザと政治」、共著に「資本論を読む」などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報