20世紀西洋人名事典 の解説
エドワード・バーネット タイラー
Edward Burnett Tylor
1832 - 1917
英国の人類学者。
元・オックスフォード大学教授。
文化人類学の父と呼ばれ、1861年、結核の転地療養のためのアメリカ、キューバ旅行の体験に基づいた「アナウァク」を発表。さらに’71年に大著「原始文化」を発表し、文化の概念を初めて明らかにするとともに、文化に関する科学的研究の基礎を築き、一躍彼の名を高めた。’86〜1909年オックスフォード大学初代人類学教授を務め、’09年にはナイトに叙せられた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報