事典 日本の地域ブランド・名産品 「えびせんべい」の解説
えびせんべい[加工食品]
主に幡豆郡一色町などで製造されている。明治時代の中頃、練り製品製造者が、中国のものを真似てつくったのが始まりという。三河湾で漁獲されるアカシエビが原材料。身が締まり独特の甘味のあるえびは、たたいて潰すと粘りが出る。早朝に三河湾で漁獲される。その後、伝統的な手焼き、均一大量生産の機械自動焼きのふたつの製法で仕上げられている。えび本来の自然の風味、ほんのりと薄紅をさしたような色合いで人気。全国の約6割が一色町でつくられている。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報