20世紀西洋人名事典 「エミールクーエ」の解説
エミール クーエ
Emile Coué
1857 - 1927
フランスの薬剤師。
トロワイエ生まれ。
1857年フランスのトロワイエに生まれる。薬剤師のかたわら、簡単でしかも通俗的なやさしい自己暗示による、新しい心理療法(暗示の内容を意識の中にとどめておくことで、妨害的要素を意識内から締め出し、健康な精神生活をとりもどそうとする療法)を創設し、しろうとの間に広まった。ナンシーで没。著作に「La maîtrise de soi-même par L’autosuggestion consciente」(1913年)、「Was ich sage」(’56年)。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報