エミール・H.フィッシャー(その他表記)Emil Hermann Fischer

20世紀西洋人名事典 の解説

エミール・H. フィッシャー
Emil Hermann Fischer


1852.10.9 - 1919.7.15
ドイツの有機化学者。
元・ベルリン大学教授
ボン近郊オイスキルヘン生まれ。
ボン大学でケクレ、シュストラスブール大学でバイヤー師事。1875年ミュンヘン大学に移り、エルランゲン、ビュルツブルク大学の教授を経て、1892年ベルリン大学教授となる。プリンポリペプチド等多くの糖類を合成し、1902年糖類およびプリン類の合成実験の業績によりノーベル化学賞を受賞。第一次世界大戦では二人の息子を失ったが、資源・食糧問題解決に活躍し、戦後復興にも尽力。ベルリンの彼の研究室には鈴木梅太郎らが留学し、長男ヘルマンは著名な有機化学者として活躍した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む