エメラルド寺院(読み)エメラルドジイン(その他表記)Emerald Temple

日本大百科全書(ニッポニカ) 「エメラルド寺院」の意味・わかりやすい解説

エメラルド寺院
えめらるどじいん
Emerald Temple

タイの首都バンコクにある仏教寺院。王宮に隣接し、この国最高の格式をもつ。正式名称はワット・プラ・ケオであるが、高さ61センチメートルの本尊エメラルドによく似た碧玉(へきぎょく)でできているため、エメラルド寺院の名が生まれた。現王朝の開祖ラーマ1世が1785年に建立し、その後も増築美化が続けられて、絢爛(けんらん)豪華を極めるタイ様式の堂宇や、大小いくつもの金色仏塔、多数の彫像を擁する一大建築群に発展した。

[紅山雪夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む