コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

碧玉 へきぎょく jasper

翻訳|jasper

6件 の用語解説(碧玉の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

碧玉
へきぎょく
jasper

ジャスパーとも呼ぶ。不純で不透明玉髄。多くは酸化鉄によって紅,黄,褐,緑,黒などの色を呈する。硬さは石英よりやや低い。比重は 2.6~2.9で不純物が多いほど重い。色やつやにより次の種類がある。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

へき‐ぎょく【×碧玉】

酸化鉄などの不純物を含み、不透明で色のついた塊状の石英。色は緑・赤・黄褐色など。佐渡赤玉(あかだま)出雲の玉造石(たまつくりいし)などがあり、古くから勾玉(まがたま)管玉に用いられた。ジャスパー

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

岩石学辞典の解説

碧玉

緻密な潜晶質の不透明またはわずかに透明なチャートの種類で,一般には赤色であるが黄色,褐色,緑色,黒色のものもある.普通は鉄鉱床に伴われ,この色は微粒に分散した酸化鉄と水酸化鉄の存在によっている.この語は鉄鉱床の存在と関係なく,赤色チャートの一種にも用いられる[Pettijohn : 1975].ヘブライ語でyashpheh,ギリシャ語でiaspisという.

出典|朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

防府市歴史用語集の解説

碧玉

 石英[せきえい]の1種で、緑色をしていることからこう呼びます。弥生時代から玉類の材料として使われました。

出典|ほうふWeb歴史館
Copyright 2002,Hofu Virtual Site Museum,Japan
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

へきぎょく【碧玉】

青色または緑色の玉。
玉髄の一。酸化鉄からなる不純物を含む不透明な石英。紅色・緑色・黄色・褐色などを呈する。赤色を呈するものは赤玉と呼ばれる。ジャスパー。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

碧玉
へきぎょく
jasper

鉄分を含んだ不純な不規則塊状の石英の一種。めのうより不純物が多い。色は赤~赤褐色が典型的であるが、褐、黄褐、灰緑、褐黒色などさまざまである。赤みの強いものは、不純物として赤鉄鉱、褐色みの強いものは、不純物として褐鉄鉱主として含まれる。斑(はん)点状、くもり状、帯状などのタイプがある。割れ口は平滑ないし貝殻状である。火山岩やその変質した部分に、空隙(くうげき)や脈を充填(じゅうてん)して産したり、層状鉄鉱床中に団塊や脈をなしたりする。火成岩の貫入に伴う珪化(けいか)作用によっても生成される。また広大な層として産する場合もある。日本では新生代新第三紀の火山岩に伴うものが多い。赤玉(あかだま)で有名な新潟県佐渡地方のものは、別名赤ジャスパーといわれるものである。また出雲(いずも)地方の勾玉(まがたま)などによく使われた島根県松江市玉造(たまつくり)温泉のものは灰緑色の碧玉である。ほかに、石川県小松市、青森県龍飛(たっぴ)岬など産地は多い。
 ジャスパーの名はペルシア語のjashmやjashpなどに由来している。古来は緑色系の半透明玉髄(ぎょくずい)などに使っていたらしいが、16世紀ころから現代の碧玉をも含めてよぶようになった。研磨して飾り石とされるが、価格は低い。[松原 聰]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の碧玉の言及

【石釧】より

…古墳時代に使用した石製腕輪の一種(図)。碧玉(へきぎよく)と通称する緑色凝灰岩の類を材料とし,内径5~6cmの環状に作っている。円形の断面をもったものなどの,表裏の区別のない石釧もまれにあるが,大多数は裏面がたいらで,表面の上半部を斜面とし,ここに放射状のこまかい線を刻んでいる。…

【ジャスパー】より

…メノウと同じく石英の微細な結晶よりなるが,それらが半透明であるのに対して,不純物を20%程度含有して不透明なものをいう。日本名は碧玉。モース硬度7,比重2.58~2.91,屈折率平均1.54。…

※「碧玉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

碧玉の関連キーワード蛋白石粗氷不透明不透明体不透明感スパーライトシリシルタイト不透明アトリタス暗黒物クラストオパサイト化作用

今日のキーワード

カルテット

四重唱および四重奏。重唱,重奏の形態のなかで最も基本的なもので,声楽ではルネサンスの多声歌曲の形式であるシャンソンやフロットラから始り長い歴史をもつ。器楽も同様で,特に弦楽四重奏は室内楽の全レパートリ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

碧玉の関連情報