化学辞典 第2版 「エモジン」の解説
エモジン
エモジン
emodin
4,5,7-trihydroxy-2-methylanthraquinone.C15H10O5(270.23).ラムノースの配糖体としてダイオウRheum palmatumにもっとも多く含まれているが,このほか,タデ科植物およびクロウメモドキ科植物に配糖体または遊離の状態で存在している.暗黄色の針状結晶.融点255 ℃.λmax 253,266,289,436 nm(log ε 4.31,4.29,4.36,4.14.エタノール).大腸性緩下剤として用いられる.[CAS 518-82-1]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報