化学辞典 第2版 「プルプリン」の解説
プルプリン
プルプリン
purpurin
1,2,4-trihydroxy-9,10-anthraquinone.C14H8O5(256.22).セイヨウアカネRubia tinctorum L.その他のアカネ科植物の根のなかに遊離または配糖体の形で存在している.アリザリンの酸化によっても得られる.赤色の針状晶.融点263 ℃.エタノールやエーテルに易溶,ベンゼン,トルエン,熱水に可溶.染料としての価値は少ない.種々の金属とレーキをつくる.[CAS 81-54-9]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報