イスランジシン

化学辞典 第2版 「イスランジシン」の解説

イスランジシン
イスランジシン
islandicin

1,4,5-trihydroxy-2-methyl-9,10-anthracenedione.C15H10O5(270.24).菌類,Penicillium islandicum Sopp.,P. funiculosum Thom.の生産する赤色色素.ほかにクロウメモドキ科Rhamnaceaeの植物Maesopsis eminii Engl.の心材にも含まれる.暗赤色の板状結晶(クロロホルム).融点218 ℃.λmax 231.5,251.5,289,460(sh),479.5(sh),491,513,527 nm(log ε 4.56,4.34,3.93,4.01,4.08,4.14,4.00,3.99,エタノール),νmax1603 cm-1.pKa 6.50±0.20.クロロホルム,アセトンに易溶,エタノール,エーテルに可溶,石油エーテルに不溶,酸性中性の水に難溶,塩基性の水に可溶.[CAS 476-56-2]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む